三島市役所地域包括ケア推進課の視察
第2木曜日のハーバルケアサポーター勉強会に、三島市役所地域包括ケア推進課のいつもお世話になっている担当者の方々が視察に訪れました。
第2木曜日のこの勉強会には認知症本人と家族の方もいらっしゃいます。
コロナ禍において、リモートや非接触型のハンドトリートメントの練習など、工夫を凝らしてなんとか休まず毎月開催していたことを市役所での会議などで課長さんをはじめ担当者の方に伝えると、一度見に行きたいとお申し出があり、約30分ほど見学され、その後来年の活動について打ち合わせを行いました。
今年は、いつもサポートしている中央町、北上の認知症カフェでのハンドトリートメントがいずれも新型コロナ感染拡大の影響から中止となりましたが、そんな中でもサポーターさんたちは月に一回の勉強会で知識と技術を磨いてきました。
来年は、ハンドトリートメントではなく、クラフトづくりで動く準備をしています。サポーターさんたちは、ボランティアグループ花草会(はなそうかい)として来年から本格始動する予定。ハーバルケアサポートTOKURAがバックアップします。そして市の担当者さんたちにもご協力をお願いしました。
それぞれの認知症カフェには、サポーターの皆さんを待っている利用者さんがいます。コロナ禍だからこそ、笑顔を届けたい!
来年はコロナ禍でできることをお届けする予定です。

セラピスト梢による、非接触型ハンドトリートメント講習

手づくりのハンドトリートメント用シールド。 来年はこれを使ってハンドトリートメントもできることを祈ります。

2月まではお互いの腕で練習していたのに、3月以降、自作の腕で練習。でもこれのおかげで家でも練習できるし、その後、足のトリートメントと技術のステップアップを可能にしました。

ダンボールで軽くて、分解できるから持ち運びができるシールドなんです。サポーターさんたちの制作です。

ハーブの知識や、クラフトの作り方などしっかり記録をとっているYさんのノートに感心している市役所の方たち。コロナ禍の一年、何をやってきたかが記してあります。

ボランティア活動には、自分の体調管理も大事。心身ともに、まずは自分のケア。 必ず体調チェック!!自分と向き合います。

メンバーの皆さんのチームワークも大事。

この日はハンドトリートメントでしたが、 Aさん「足のトリートメントの練習もしてるのよ」と自作の足をお見せしてました!!(笑)
市役所の担当者より見学後の感想をいただき、
「感動しました!」
「皆さんの笑顔を届けてほしい」
「今後の活動を期待しています」
この日は年内最後の勉強会でしたので、サポーターの皆さんも反省会と来年の抱負を述べて解散。
きっと来年は、また新たなステージに。
手をとりあって前進しましょう!!
ハーバルケアサポートTOKURA
代表 鈴木淑子